帽子や日傘なしで炎天下に長時間いると頭皮の分け目部分が日焼けを起こしてヒリヒリ痛い時があります。
後でしまったと思ってももう遅いんですよね。紫外線を集中して浴びてしまったようです。
こういった時の頭皮の治し方やシャンプー、アフターケアの方法についてまとめた記事です。
頭皮の分け目が日焼けで痛い時の治し方
頭皮の分け目部分は地肌が露出しており、紫外線を直接浴びてしまったことが原因です。
痛いのは炎症を起こし熱を持っているからです。
体や顔の日焼けと同じように火傷を起こした状態です。
治し方はまず、冷やして炎症を抑えることです。
水シャワーを頭にかけて頭皮や分け目のヒリヒリする部分を冷やします。
シャワーが無理なら水に塗らしたタオルや保冷剤やアイスノンを使います。
保冷剤は冷えすぎて頭痛の他、低温火傷の原因にもなりかねないので直接地肌に充てるのは避け、タオルなどにくるんで使うのが良いです。
痛みが治るまでは、水やぬるま湯で流すだけでシャンプーは控えましょう。
次に、乾かすのにドライヤーの温風は厳禁です。
冷風でもブラシを使うことで頭皮を気づ付けることもあるので、手ぐしが良いです。
炎症を起こした皮膚は水分を失っているため、水分の蒸発を防ぐ必要があります。
乾かした後に何もつけず放置しておくと顔や体の皮膚が日焼けでぽろぽろめくれるように頭皮も剥け、フケのような白い粉が落ちることもあります。
見た目にも不潔に見える他、めくれた頭皮が毛穴を塞いでしまうことがあります。
毛穴が塞がれると頭皮環境が悪くなり薄毛や抜け毛の原因にもなりかねません。
その為保湿が大事です。
保湿は顔に使っている化粧水や乳液で代用できます。
但し、化粧水でもアルコール不使用で低刺激、保湿効果の高いものがおすすめです。
付け方は、特に分け目部分には念入りに化粧水をつけましょう。
コットンにたっぷりと化粧水を含ませてコットンパックをするのもよいです。
その後に乳液やクリームなどで水分の蒸発を防ぐように蓋をします。
クリームの代わりにホホバオイルや馬油も効果的です。
浸透性が高く保湿効果があり、ビタミン類も豊富で日焼けした肌の栄養補給にもなる為おすすめです。
万が一化粧水で頭皮が染みるようならどの家庭にもあるオロナイン軟膏なら日焼けの痛みや炎症を抑える効果があるのでそちらも使えます。
ただし、オロナインは炎症を抑えても保湿効果はない為、痛みが治まったら化粧水のほうがおすすめです。
日焼けした頭皮のシャンプーの仕方
日焼けした頭皮の状態が落ち着いてからシャンプー液は使いましょう。
まだ、ヒリヒリするようならシャンプーは薄めて使うとよいです。
メントールなどの刺激があるタイプは避けたほうが良いです。
使い方は手で泡立てて、泡を髪へ付けて洗います。
頭皮はゴシゴシ擦ったり刺激は与えないようにします。
温めのお湯で日焼けした頭皮に刺激を与えないようにシャンプー液を十分に流します。
洗い流した後はトリートメントやリンスをなるべく頭皮につけないよう、髪の毛にいきわたらせます。
炎症や痛みが落ち着いたらいつも通りのシャンプーの仕方に戻すとよいです。
日焼けした頭皮と髪の毛のアフターケア方法
頭皮の日焼けは見た目は火傷と同じ状態ですが、紫外線は皮膚の奥までに影響を与えます。
紫外線にはA波とB波があります。
B波は肌が赤くなったり黒く焼けるレジャー紫外線といわれ、こちらは表皮にダメージを与えます。
日焼けでヒリヒリして痛いのはB波の影響です。
日焼けを起こした頭皮はターンオーバーにより表皮がめくれてやがては新しい皮膚に生まれ変わります。
しかし、紫外線A波は表皮を通り越して真皮まで届き影響を与えます。
真皮層ある肌のハリや弾力を培うコラーゲンやヒアルロンサンを生み出す細胞に損傷をあたえます。
細胞が働かなくなった頭皮は老化して硬くなり、毛髪が育ちにくい地肌になります。
それが薄毛や抜け毛などにつながりかねません。
その為、日焼けをした後の頭皮には栄養を与えて新陳代謝を促進し髪が生えやすい環境にしてあげると良いです。
真皮の細胞を活性化するにはヘアトニックや育毛剤よりも内側からのサポートが必要です。
コラーゲンやアミノ酸を多く含む食べ物を多く食べるようにするとよいです。
しかし、食事だけでは補いきれない場合にはコラーゲンのサプリメントもおすすめです。
体内に入ったコラーゲンは一旦アミノサンに分解されたのち吸収されます。
その時に働きを高めるのにビタミンCを同時に摂取すると良いともいわれています。
どちらのサプリメントもお手頃な価格で販売されているので両方を取るのもよいですね。
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その他では、頭皮マッサージをしてつねに心がけ血行を良くしておきましょう。
頭皮も顔と同じで血行が良くなれば潤いやハリも出て毛髪にも良い影響を与えます。
また、日焼けを避けるために、分け目の位置を変えたり、日焼け止めスプレーを使うことも効果的です。
日焼け止めスプレーは携帯サイズもあるので常にバッグにいれておくとよいですね。
まとめ
夏のレジャーシーンでは炎天下なのに、つい夢中になってしまい気が付いたら頭皮が日焼けしてヒリヒリ痛いと感じることも多いですね。
日焼けは後々のケアが大変なのでできるだけ日焼けしないように心がけることが大切です。
特に頭皮の日焼けは髪の毛の成長にも影響を与えかねませんから、日よけの帽子や日傘は必須ですので忘れないようにしましょう。